赤坂、松茸飛騨牛専門の和食店「赤坂 松葉屋」
場所は溜池山王駅、赤坂見附駅ともに徒歩5分、千代田線赤坂駅からは徒歩1分
ということですが、私は赤坂見附から、みすじ通りを溜池山王方面に進みました。
この行き方だとお店はみすじ通りの左側に面しています。
同店には最近訪問しました。 松茸のシーズンは9~10月なのですね。
個人的に夏が長いもので、9月に入って松茸がいただけるというのに頭が切り
かわらずここ数年、松茸御飯を食べ損ねています。
実に悔しいものです
本年もMorさんのブログを拝見して慌てました。
他店になりますが、松茸御飯を含むランチが9月末で終了とのこと。
連れと大騒ぎをして探したのがこちら、「赤坂 松葉屋」さん。
松茸は季節ものですので、急いでお伝えしようと思います。
こちらでは、松茸づくしのお料理が比較的リーズナブルなお値段で
いただけるのです。
松葉屋さんのHPを拝見すると、メニューについては
「ぐるなび 松葉屋赤坂店 をご覧ください。」となっていました。
松茸ランチの「昼小懐石 松(要予約)」@5250と
土日祭日夜限定の「土日祭日 松茸づくしコース」@5250
料金も内容もほとんど同じなのですが、私の訪問した日は土曜日の昼。
この場合、松茸づくしの昼ご飯はどちらになるのかしら?
ランチが優先?それとも土日祭日が優先?
結論から申し上げると、「土日祭日 松茸づくしコース」@5250でした。
しかも夜の場合は別途サービス料10%かかるのに対し、昼はかかりません。
お店は1階が、ご贈答品の販売コーナーで、階段を上った2階がお食事のフロアに
なっています。2階にて靴を預け正面左側のテーブル席にご案内いただけました。
窓の外にはみすじ通りが見下ろせます。
結論を先に申し上げましたが、予約の電話を入れた際に、昼はサービス料が
かからないとのことでしたので、てっきり「昼小懐石 松(要予約)」の方だと
思っていました。違うのではなかろうかとわかったのはこうして記事を書くに
あたり写真を見てからです。
「土日祭日 松茸づくしコース」の内容は
1.松茸の食前酒
2.酒菜
3. 松茸土瓶蒸し
4.松茸 炭火踊り焼き
5.松茸 飛騨牛すき焼
6. お食事(松茸ごはん・香の物・お椀)
7. デザート
※グラス生ビール・麦焼酎・ソフトドリンクからワンドリンクサービス
テーブルに置かれていたサービスドリンクメニューから選んだのはグラス生ビール。
アサヒプレミアムを選びました。
1.松茸の食前酒 と 2.酒菜
小鉢のちりめん山椒は、はじめからテーブルに用意されていました。
味つけはしっかりとしていますが品の良さがあります。
細長いお皿の左からは、秋刀魚の甘露煮、青菜のお浸し、銀杏と小さいイモ、
イチジクのゴマ和え。 季節感のある酒菜です。

(ノブロー) 松茸の食前酒ってやつだが、口当たりが甘くて松茸の香りが
プンプンするだ。こりゃあ、クラっと効きそうだで、気ぃつけるだ。
お浸しの中にも松茸が入っています。
(ノブロー) 食前酒で松茸の香りは覚えただ。 次は松茸を味わうだな。
3.松茸土瓶蒸し
大き目にスライスされた松茸が3枚、ハモ、銀杏、三つ葉。
お猪口には、すだちが用意されていました。
香りと旨みのたっぷり出たお出汁をいただくと広がる豊かな風味。
秋到来、なんとも贅沢な気持ちにさせてくれます。

(ノブロー) こりゃ、たまらんだ。 ここ来てよかっただ。
吉乃川樽酒@1000×2
別注文で日本酒です。やはりこの場面では日本酒いっておかないと!!
お酒のメニューを拝見しましたが、日本酒、焼酎、ワインなどバラエティに富んで
取り揃えられていました。
しかし、酒単価はお高め。日本酒の中で一番リーズナブルな吉乃川樽酒を注文。
やや甘口、樽酒とあってか、木の香りがしました。

(ノブロー) 日本酒だ。ランちゃんに報告せにゃならんだが
オラ、酒がまわってきただ。腰にきたぞっ。
やだ、ノブローさん。またですか?顔が赤くなってきたけど、
ひっくり返らないでね。
4.松茸 炭火踊り焼き
木枠に入った炭火のコンロ、この網の上にスライスされた松茸をのせて焼きます。
松茸の数は7~8切れ。
ワンダフル!!
焼きすぎないよう注意です。
香りとともに松茸のシャキシャキとした食感を楽しめますね。
(ノブロー) 松茸がでたでた、皿にでたあ~のホイホイ
炭坑節?ついにノブローさん、鼻歌がでちゃったわね。 そんな失態をすると
食のアイドル降格かもよ。
(ノブロー) 食レポするだ。薬味の皿だ、すだち、塩、生姜醤油。
塩はパウダー状の塩だで雪塩かもしれんだ。
(しずか) アタシ、お塩でいただくのが気にいっちゃった。
(ノブロー) 土瓶蒸しのつゆ、ぜーんぶたいらげたでオラ復活だ。
ごっちゃんでしただ。美味かっただぁ。
5.松茸 飛騨牛すき焼
先ほどの松茸 炭火踊り焼きは2人で一つの炭火コンロでしたが、すき焼きは
1人ずつ卓上カセットコンロを用意してくださいました。
贅沢させていただいてますね。
予め、肉や野菜、割りしたは鍋にセットされている状態で運ばれてきます。

牛肉、水菜、白菜、焼き豆腐、ネギ、こんにゃく、松茸、飾りばかりに人参は1枚。
この牛肉は飛騨牛、艶々として見るからに旨そう
ナマでもいけるんじゃないっと思ったぐらいです。
割りしたは煮詰まってきてもベタつかずくどさがありません。
生玉子につけていただきます。
一口いただいただけで感動!柔らかくて甘みがあって、サシの入り方もよいので
しつこさがなく和牛の持つ繊細な力強さが伝わってきました。
このすき焼きウマし
あとでお店の方にお聞きしたところ、飛騨牛4等級のものだそうです。
6. お食事(松茸ごはん・香の物・お椀)
すき焼きと一緒に松茸ごはんがいただきたいのでお願いしました。
お椀は吸い物でカブ、葉もの、食用菊、焼き米、梅、吸い口は柚子。
塩味で整え、程よい餡でまとめられた味わいは滑らかで上品。
香の物は大根、人参、もう一種類は大根の葉を使った漬物です。
おひつで置いていってくださるので抱え込み状態です。
松茸、油揚げを細かく刻んだもの、三つ葉、それと少量の鶏挽肉が入っている
ように思えました。
松茸は予めしっかり下味をつけて炊かれたものを炊飯の際に使用なさっている
ように感じましたが、このお値段での松茸づくしコース料理です、
〆の松茸ごはんに、何ら不足を感じませんでしたし、おひつで置いていって
くださるので気兼ねなくお替りができ、お腹も満ちました。

(ノブロー) 松茸ごはんとすき焼き、最高だで~。秋ってええだな~。
(オラーズ) うぉぉぉーー!もう我慢ならねーだ。 控えてらんねぇー。
オラ達もごっちゃんになりてぇだーー。
(しずか) あれ?オラーズ、人数増えてなぁい??
7. デザート
デザート時におしぼりとお茶を差し替えてくださいました。
入店時のお茶は、ほうじ茶でしたが緑茶になります。
デザートは豆腐プリン。カラメルではなくパッションフルーツのような酸味と甘みを
もったソースがかかっています。
ババロアのような舌触り、バランス的に甘さも程よく美味しくいただけました。

(ノブロー) 紹介するだ。先月、中華街で兄弟が増えただ、新入りは
モモローって言うだよ。
(モモロー) オラ、モモローだ。宜しくだ。
(しずか) オラーズはどんどん増殖してるね。
また養育費が増えるのね・・・
わかったわ。仲良くしようね。
土曜の昼過ぎ、場所柄のせいかみすじ通りの人出はまばらですが、お子様連れの
ご家族も来店なさっています。
建物の構造上、声が響きやすいのは難点かもしれませんが、お客様の波が
ひけた頃には、ふと耳を澄ますと洋楽のBGMが流れているのに気がつきました。
同店の立地などからして、夜は接待に使われることも多いと思いますが、
私達の訪れた日は隣のテーブル席は空いておりましたし、ゆっくりとお食事が
できる、週末ランチの穴場ではなかろうかと思いました。
さらに、このコースにはお土産が付きます
この場で開封した包みの中には松葉屋オリジナルの海老しんじょうゆば巻き、
もう一つは自宅で開封しましたが、なかみは紅鮭昆布巻でした。
お会計後は、1階の販売コーナーにて、一合用の炊き込みご飯の素を購入。
後日、油揚げなどを加え炊き上げたところかなりお店の味に近く出来上がりました。

お店の方に伺ったところ、松茸のコースは11月半ばまでの予定ですが、
いまある松茸がなくなり次第終了、おそらく10月末か11月はじめで終わって
しまうのではなかろうかとのことでした。
お会計は、2人で、上記お料理とお酒で合計12500円なり~。
松茸に関してはすべて国産であるかどうかは不明ですが、松茸づくしのお料理と
飛騨牛すき焼きのコラボは素晴らしかった。
このコースのCPの高さにも着目して
松茸・すき焼き満足度数は、★★★★ 積極的に好きです
ご利用はサービス料10%のかからない土日祭日ランチの松茸づくしを
オススメします。 なお、その場合は要予約、また仕入れの関係上、
当日キャンセルは100%のキャンセル料がかかりますのでご留意くださいませ。
また、お店本来の定休日は日・祝なのですが、秋の松茸の時期は不定休と
なりますので事前にお店の方に確認をなさったほうが良いと思います。
赤坂 松葉屋
〒107-0052 東京都港区赤坂3-12-18 第8荒井ビル1・2F
TEL 03-3583-9595
営業時間/11:30~14:00 17:30~22:30(L.O.22:00)
定休日 日、祝
http://www.matsubaya.co.jp/
最近のコメント